Power Platform: ChatGPTとのカスタムコネクタを作成する

Dynamics 365 CRM

今回は、Power PlatformにてChatGPTとのカスタムコネクタを作成する方法を紹介します。

ChatGPTは人気になっており、APIを通してPower Appsとの連携が出来ると、互換性が良くなるのではないかと予想されます。

事前準備:API KEY作成

前提として、OpenAIの方にAPI KEYを作成する必要があります。

URLはこちら:Account API Keys – OpenAI API

「Create new secret key」で新規作成できます。同時に、Secret Keyをコピペして保存しときます。

Power Appsにてコネクタ作成

Power Appsにて、詳細→カスタムコネクタを開きます。

新しい接続を作りますので、新規作成の一から作成を行います。

情報を入力します。ポストは、「api.openai.com」で設定します。

認証タイプとAPIキーを設定します。

全般の情報を入力し、サンプルからインポートします。

サンプルからインポートで、下記の情報を記入します。

動詞:POST
URL:https://api.openai.com/v1/completions
ヘッダー:Content-Type application/json
本文:
{
  "model": "text-davinci-003",
  "prompt": "What's the meaning of life?",
  "max_tokens": 100,
  "temperature": 0.9,
  "top_p": 0.7
}

記入後、「コネクタ作成」します。

作成後、テストを行います。「新しい接続」で、先ほどOpenAIで保存したAPI Keyを入力します。

ここで注意してほしいのは、単にコピペではなく、加工が必要です。「Bearer 」の頭文字の追加は必要です。

API Key:sk-XXXWb7S

入力すべきもの:Bearer sk-XXXWb7S

再度、同じインポート情報を入力し、テスト操作を行います。

状態は200となり、ボディも返してくれたので、テストは問題ないと分かりました。

生成されたボディをコピペ、「3.定義」に戻って既定の応答を追加します。そこで、ボディ内容を本文に貼り付けて、インポートします。

最後に、コネクタ更新で保存したら、作成が完了となります。

カスタムコネクタにも確認が出来ました。

最後に

カスタムコネクタが作成できたら、Power Automate フローや Power Appsキャンパスアプリに流用することが可能になりました。

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