11月頃、dynamics 365、Power Platformを中心に、ソリューション全般的に俯瞰できると言える資料を頂きましたので、この記事で共有・紹介します。
俯瞰図の作成者は現役のMicrosoft勤務の方であり、彼のLinkedInはこちら:Vadim Korepin | LinkedIn
俯瞰図を作成する目的としては:
dynamics 365の各製品(App)、各製品に関わるシステムを網羅すること。
と認識しています。
ダウンロード先を共有
俯瞰図のダウンロード先はこちら:
#作成者はWelcome to Shareとおしゃったので、ダウンロードして活用しても、著作権侵害に当たりません。
内容の簡単紹介
俯瞰図が恐らく何枚のパワーポイントを用いて作成されたもの。なので、ボリュームが非常に多いと実感。
細かいサービスを紹介しても切りがないのですが、大まかに「dynamics 365に関わるものはこれぐらいあるですよ」とイメージを付けて頂ければ幸いです。
自分が俯瞰図を読み取って、「dynamics 365のソリューション(アプリ)」と「dynamics 365に関わるサービス」を分けていきたいと思います。
dynamics 365のソリューション(アプリ) :
CRM Solutions、ERP Solutions
D365本系のソリューションアプリです。「Sales、Field Services、Marketing」といったCRM系のアプリ、「Finance、Commerce、Supply Chain Management」といったERP系のアプリが挙げられています。
dynamics 365に関わるサービス:
Collaboration Solutions
D365の製品を基づいた共同・連携作業のソリューションが多数挙げられます。例えば、「dynamics 365 App for Outlook」はメールとの連携サービスであり、dynamic 365にある変更が発生した場合、その内容をOutlookメールに届く仕組みです。「dynamics 365 Connector for LinkedIn」はLinkedInとの連携の仕組みです。
AI Solutions、Mixed Reality Solutions
AI、ミックスリアルティ関連のサービスが挙げられます。AIにおいては、Insightのサービスが多く、「dynamics 365 Sales insights」はAIモデルを活用し、営業の担当者にヒントや予測などを提供する仕組みです。「dynamics 365 Product Visualize」は、MRや3Dの技術を使い、バーチャルで営業担当者が提示する製品を見たり確認したりの仕組みです。
Services、Power Platform、Microsoft Platform、Microsoft Cloud For Industry
D365の後ろに支えるプラットフォームは主にMicrosoft Azureです。Azure(Iaas)⇒Power Platform(Paas)⇒Dynamics 365(Saas)という構造を示しています。
D365の製品だけではなく、Microsoft Cloudに関わる部分も多数挙げられます。先日の記事で紹介させた「Microsoft Cloud For Sustainability」は、D365に基づいて新たに持続可能サービスに特化して開発したサービスです。
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