PL-600新設時の記録(2021年)|旧資格ルートの解説

この記事の要点

  • 対象読者:PL-600新設時の資格体系を調べる方。
  • 要点:2021年当時のアーキテクト資格の位置付けと旧資格ルートを紹介します。
  • 前提・注意:退役済み資格の歴史資料です。当時のルートを現在の新規取得条件とは扱わないでください。
Power Platform

2026年10月2日確認:PL-600に対応する「Power Platform Solution Architect Expert」は2026年6月30日に退役しました。以下は2021年当時の記録であり、現在の受験・更新手順ではありません。

資格の退役と、取得済み資格の有効期限は区別します。保有資格の状態はLearnプロフィールで確認してください。Microsoft公式の資格退役情報。

現在の資格は Microsoft公式の資格一覧 で確認できます。Power Platform分野の選び方は Power Platformの資格ルート(更新済み) を参照してください。

2021年当時の記録

最高難易度のPL-600が新設

 2021年4月から、MSはPower Platformの最高レベル認定試験PL-600を新設しました。認定試験のページはこちらになります:PL-600

 PL-600がデビューしたところ、Microsoft側からPL-600認定試験の紹介、解説も行いますので、英語なんですがMicrosoft MVPの方が出演して頂きます。中継Liveのリンクはこちらです:

 Introducing Microsoft’s Power Platform Solution Architect Certification

 PL-600の新設に伴い、MB-600は2021年6月30日をもって無効となり、受験が出来なくなります。

2021年当時に紹介した旧資格ルート(現行要件ではありません)

 Dynamics365&Power Platform界隈では、最高級の認定Solution Architect Expertを取得するために、以下2つのルートが存在しています。

 1.PL-200を取得する⇒ Power Platform Functional Consultant Associate認定をゲットする⇒PL-600を取得する⇒Power Platform Solution Architect Expertをゲットする

 2.MB-200を取得する⇒MB210/220/230/240を取得する⇒ Dynamics365 Platform Functional Consultant Associate認定をゲットする⇒ MB-600を取得する⇒ Dynamics 365 + Power Platform Solution Architect Expertをゲットする

旧記事ではPL-200→PL-600を唯一のルートのように記載していましたが、その説明は撤回します。以下のルートは制度変更当時の紹介であり、網羅的な前提資格一覧ではありません。現在の取得条件には使わないでください。

 また、Power Platformの資格攻略法も紹介していますので、下記の記事にご参考になれば幸いです。

 Power Platformの資格ルート(更新済み)

Dynamics 365の各資格とPower Platform資格は、試験と前提条件を個別に確認する必要があります。「PL-200がすべてのDynamics 365資格の必須条件」という意味ではありません。

dynamics 365の認定との違い

 結論から言いますと、Power Platformシリーズ(PL)とDynamics 365シリーズ(MB)は別物であり、混同しなかった方がいいと思います。

 両者の関わる部分は多いですが、フォーカスしているドメインが違います。

 ・Power Platform:Microsoftのローコード、RPA、データ可視化を集約するプラットフォームであり、機能が非常に多いです。Dynamics 365のために作られたものではありません。

 ・Dynamics 365:企業向けのCRM、ERPソリューションを提供しているSaas製品であり、製品をカスタマイズしたり拡張したりの際によくPower Platformを利用しています。

  両者が共通している部分は確かにありますが、機能やターゲットは全く違いますので混同してはいけません。

 今回PL-600の注意点:

 MB-600は6月30日をもって受けなくなり、今までのMB-600をPL-600に移行するようになります。また、資格名の変更も行います。MB-600取得した場合、認定資格名は「Dynamics 365 + Power Platform Solution Architect Expert」になります。それに対して、PL-600は「Power Platform Solution Architect Expert」になります。

 まとめ:今まではDynamics 365を集中してやりたいであれば、MB-600は狙い目です。これからはMB-600は受けなくなり、Power PlatformのPL-600に移行していきます。やはりDynamics 365のテクノロジーをより高度に活用していきたいなら、Power Platformの知識は不可欠ですね。

 2021年からMSの動きを見ていますと、Power Platformをより引き上げていくような感じがしますので、これからPower Platformに対してどういう施策を打つのかを非常に期待しています。

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