Power Platform: 認定資格PL-200を得る経験談

Power Platform

先日Microsoftの認定資格PL-200「Microsoft Power Platform Functional Consultant」を受けて合格したため、試験の流れや試験対策などを含めて、その経験を共有していきたいと思います。

PL-200認定資格を受ける経緯

2年前に認定資格MB-200を受かりましたが、現在MB-200は無効となり、PL-200に移行しました。

MB-200は恐らく更新出来ないため、改めてPL-200を受けようと決意。

MB-200とPL-200の試験内容は似たような感じですが、Power Platformに関わるアップデート内容はまだ把握していないため、楽しくチャレンジしてみる気分で臨みます。

PL-200試験登録~当日

認定試験のダッシュボードに関する説明は下記の記事にご参照ください。

microsoft認定資格, ピアソンVUE | shenghao365 (shenghaohuang.com)

ピアソンVUEでは、現在「テストセンター受験」と「自宅受験」2つ受験方法は選択可能です。

受験方法を問わず、受験内容は特に変わりません。

PL-200は英語と日本語で受験可能になります。自分は英語を選択しました。

Microsoft認定試験はどんな感じ?って把握してない方は、下記の記事にご参照ください。

Microsoft認定試験, 無料体験 | shenghao365 (shenghaohuang.com)

当日、試験スタートから2時間の解答時間が確保されます。

認定試験の問題集倉庫から50問ぐらいをランダムに抽出され、各受験者に割り当てるとの形式です。

自分がアサインされた問題は下記となります。

・一般問題:42問

・業務シナリオ場面選択問題(Yes・No):6問

・Case Study:1テーマ、8問ぐらい

トータル55問ぐらいのボリュームです。1問あたり2分のペースで解けば余裕がありそうですね。

回答完了でしたら、試験結果はその場ですぐ表示されます。今回は無事に一発合格しました。

PL-200の試験対策方法(おまけ付き)

個人的におすすめの対策方法は2つがあります。初心者なら少し難しいと感じますが、実際D365やPower Platformに触ったことがある場合、試験内容や知識を抑えておけば心配なくクリア出来ると言えます。

1、PL-200認定試験の概要、無料ラーニング資料を見る。

 試験 PL-200: Microsoft Power Platform 業務コンサルタント – Learn | Microsoft Docs

 上記の認定試験説明ページを熟読し、評価されるスキルはひとまず把握する。

 また、オンラインラーニング資料を全部読んでおく。既に日本語に翻訳した資料のため、英語より読みやすくなります。これらの知識はほぼ受験問題に反映されますので、概念が知らないと解けない可能性が高いです。

2、問題集を入手して、練習する。

 検索すれば、市販の問題集がいくつか出てくるので、それに基づいて練習する方法も良いです。

おまけ:

 先ほど一般問題と業務シナリオ場面選択問題(Yes・No)が出ると言いました。では具体的にどういった問題が想定するか、例を挙げて説明します。

 まずは一般問題、そこは選択問題、プルダウン問題などが含まれます。

 一般問題:

  親エンティティと子エンティティを作成します。親エンティティは、子エンティティと1対Nの関係   を持っています。親レコードで所有者が変更されたときに、すべての子レコードが新しい所有者に割り当てられることを確認する必要があります。関係の動作の種類を選んでください

  A. Referential、B. Referential, Restrict Delete、C. Parental、D. Restrict

  正解は「Parental」。テーブルリレーションシップに関する問題となり、詳細のドキュメント説明はこちらでご参考になれば幸いです。Microsoft Dataverse におけるテーブルの関連付けについて – Power Apps | Microsoft Docs

 業務シナリオ場面選択問題:

  とある株式会社はモデル駆動型アプリを使用しています。社内のユーザー「Elisabeth.Rice」は結婚し、法的な名前をElisabeth Muellerに変更しました。アプリケーションの履歴を失うことなく、そのユーザーのサインイン名を更新する必要があります。
解決方法:Power Platformの管理ポータルでユーザーアカウントを削除し、新しい名前を使用してアカウントを再作成します。
その解決方法は目標を達成しましたか?

  A.Yes、 B.No

  正解は「No」。アカウント削除してしまったら、履歴が失うことになります。

最後に

PL-200の有効期限は1年となりますので、その後の更新方法はこちらにご参考ください。

Power Platform: 認定資格PL-200の更新方法を解説 | shenghao365 (shenghaohuang.com)

Power Platform資格取得の攻略法の記事は、こちらにご参考ください。

Power Platform: 資格取得の攻略法を徹底解説 | shenghao365 (shenghaohuang.com)

PL-600の受験体験談はこちらにもご参考ください。

Power Platform: 認定資格PL-600を得る経験談

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