Dynamics 365 SalesとCustomer Serviceのライセンス|Base・Attachの違い

D365コミュニティ

Dynamics 365 Salesは営業活動、Customer Serviceは問い合わせ対応を中心とするアプリです。両方を使う場合のライセンスは、共有テーブルの有無ではなく、ユーザーが行う業務と製品・エディションの利用条件から確認します。

2026年10月3日更新。公式資料に基づいて本文を見直しました。掲載する旧画面は撮影当時の資料として区別しています。

SalesとCustomer Serviceの用途の違い

比較点SalesCustomer Service
主な目的見込み顧客や営業案件を管理し、営業活動を進める。問い合わせやケースを管理し、顧客対応を進める。
検討する業務の例リード、営業案件、見積もりなど。ケース、ナレッジ、サービスレベル管理など。
購入前に確認すること必要な営業機能が対象エディションに含まれるか。必要なサポート機能・チャネルが対象エディションに含まれるか。

この表は用途の比較で、すべてのエディションに各機能が付くことを示す権利表ではありません。AI支援、エージェント、チャネル、外部サービスなどは機能ごとに提供条件を確認します。

BaseとAttachは同じユーザーの追加利用を考える仕組み

記名ユーザーが複数の対象アプリを利用する場合、適格なBaseライセンスに、条件を満たすAttachライセンスを追加できる仕組みがあります。原則として必要なアプリのうち最も高い価格のものをBaseとして選び、追加アプリが適格な組み合わせかを確認します。

例えば同じ担当者がSalesとCustomer Serviceの両方を使うなら、対象エディションのBase/Attachの組み合わせを確認します。一方、営業担当者とサポート担当者が別人なら、一人のBaseを別の人のAttachの条件に使うことはできません。

対応するアプリについて、BaseとAttachの主要なアプリ機能は同じでも、追加のプラットフォーム利用権・容量まで同じように加算されるとは限りません。対象製品の例外も含め、MicrosoftのDynamics 365ライセンスガイダンスで確認してください。

共有テーブルとアプリの利用権を区別する

SalesとCustomer Serviceで同じDataverseテーブルが使われることと、両方のアプリを自由に利用できることは別です。Salesを契約しただけでCustomer Serviceの全機能が使える、あるいはその逆である、とは判断できません。

ユーザーの操作を一覧にし、必要なアプリ機能・エディション・追加サービスへ対応付けると整理しやすくなります。カスタムアプリからアクセスする場合も、利用する機能やテーブルに関する条件を確認します。

価格と見積もりで確認する項目

  • 誰が何をするか:ユーザーごとの業務と必要なアプリを整理する。
  • 製品とエディション:Base/Attachの適格な組み合わせを確認する。
  • 追加の利用条件:容量、チャネル、AI・エージェントの利用量や別サービスを確認する。
  • 価格の前提:見積日、地域、通貨、税、契約期間、支払い条件、購入経路を明記する。

旧記事の2023年の円建て価格や、交渉による無料提供の推測は現在の見積方法として使えないため、本文から削除しました。単体価格を二つ足すだけでも、値引きを推測するだけでも、利用権と費用の説明には不十分です。

確認に使う公式資料

2026年3月版PDFは過去の仕組みを確認する資料として残しています。最新の価格や契約条件を保証する資料ではありません。購入時点の製品条項・ライセンスガイド・見積条件を照合してください。

2023年当時の画面資料

以下は初回公開時(2023年)のスクリーンショットです。機能比較資料と管理センターの価格画面です。画像に写る金額・商品構成を、現在の価格や利用権の判断に使わないでください。現在の画面や提供条件と一致することを保証するものではありません。

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