概要
Microsoft Build 2021 開発者大会は5月~6月の2週間に開催した。前回3月のMicrosoft Igniteのクラウドスキルチャレンジと違い、今回のスキルチャレンジは認定資格ではなく、専門家と個別相談の機会が得られることとなりました。
Microsoft Build 2021 Cloud Skills Challengeのオフィシャルサイトはこちらです:
Microsoft Build | Cloud Skills Challenge
要約、Microsoft Igniteとの違いは以下でまとめています。
Microsoft Build | Microsoft Ignite | |
開催期間 | 2021年5月~6月 | 2021年3月 |
開催頻度 | 例年開催 | 例年開催 |
Cloud Skills Challenge | あり | あり |
Skills Challenge 内容 | ラーニングパス | ラーニングパス |
Skills Challenge 奨励 | マイクロソフト専門家と相談の機会 | 認定資格無料バウチャー |
獲得難易度 | 難。抽選制。 | 容易。ラーニングパスをクリア すれば、誰でも獲得可能。 |
開始時間:2021年5月25日 4:00 PM UTC
締切:2021年6月8日 11:00 PM UTC
注意点:誰でも専門家と相談の機会を得られる訳ではありません。抽選制です。
流れ:
1、5つ領域の1つを選択し、ライニングパスをチャレンジします。
2、締切日までライニングパスを全部クリアします。クリアすれば、抽選対象とするリストに入れます。
3、当選者発表は2021年6月10日に行います。当選者の登録メールアドレスに当選メールおよび案内を届きます。
4、案内メールに沿って、マイクロソフトの専門家と話す時間を設けます。
話せる対象領域の専門家
対象領域は5つがあります。
領域 | 専門家 | |
1 | How do you stack up? | Charles Lamanna, Corporate Vice President, Low Code Application Platform Amanda Silver, Corporate Vice President, Product for Developers Donovan Brown, Partner Program Manager, Azure Incubations |
2 | AI think therefore AI am | Charlotte Yarkoni, COO, Cloud and AI Nat Friedman, Corporate Vice President, Developer Services Jeff Sandquist, Corporate Vice President, Developer Relations |
3 | Cache me if you can | Mark Russinovich, Azure CTO and Technical Fellow Brendan Burns, Corporate Vice President, Azure Cloud Native |
4 | Keep calm and META-tate | Panos Panay, Chief Product Officer, Windows + Devices Jeremy Thake, Principal Program Manager Lead, Microsoft Graph Jeffrey Snover, CTO, Modern Workplace Transformation |
5 | Dev Mixtape, Volume 1 | Erin Chapple, Corporate Vice President, Azure Core PM Scott Hanselman, Partner Program Manager, Visual Studio and .NET Todd Anglin, Principal Cloud Developer Advocate |
専門家はどの方を見た時に、COO、CTO、CPO、VPなど偉い、凄い人ばっかりで正直にびっくりした。抽選で当たりましたら、こういったテクノロジーの最前線で活躍している方と話せる価値がかなりあると言えるでしょう。
領域を見に行くと、今回Microsoft Buildは開発者大会であり、関わるドメインはAzure、Low Code(Power Platform)、AIがメインでした。技術的な話が多く触れると推測しています。
チャレンジで話す機会を獲得する方法
まずMicrosoftのページに参照してください。
Microsoft Build | Cloud Skills Challenge ⇒チャレンジのホームページ
Microsoft Build | Cloud Skills Challenge ⇒ルール説明のページ
1、5つの領域に、チャレンジしたい(該当専門家と相談の機会を獲得したい)の1つを選んでください。[go to challenge]を選択します。
2、私は[AI think therefore AI am]を選びました。[チャレンジに参加する]を選択します。
3、登録したら、チャレンジ詳細が表示されます。今回のラーニングパスは16個があります。16個のモジュールを所定期間内にすべでクリア出来ましたら、チャレンジ成功と判定されます。
また、登録成功したら、同じメールも届いてます。
4、チャレンジ完了の確認方法:[あなたの順位] セクションで、100% (8/8 や 5/5 や 12/12) に相当する分数が表示されます。今回は16個モジュールに対して、16/16に表示したらチャレンジ完了と認識してもOKです。
5、チャレンジを完了すると、上記のチームミーティングの懸賞抽選に1回参加できます。
抽選詳細説明
各領域ごとに1つずつ、合計5つの1等賞が用意されています。1位の受賞者は、48時間以内に3名のMicrosoft Leadersの中から1名を選び、バーチャルミーティングの賞品として選択することができます。48時間以内に1位の方が選択されなかった場合は、2位の方の独占権が失われ、残りのマイクロソフトリーダーの中から先着順でバーチャルミーティング賞をお選びいただくことになります。
各領域ごとに1つの準優勝賞(合計5つ)があります。準優勝者は、先着順で残りのマイクロソフト・リーダーの中からバーチャル・ミーティングの賞品の選択肢を選びます。
各領域の当選者全員(合計10名)と最大4名のお友達は、あらかじめウェブサイト上で各MBCSCに特定されたマイクロソフトのリーダーとMicrosoft Teamsを介して30分間の限定バーチャルミーティングを受けることができます。
私が選んだドメインは2名しか当選できない状況ですので、確率がかなり低いと言えますね。ラーニングパスを学ぶ機会もありがたいと思いますので気軽に参加します。
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