dynamics 365: 新アプリMicrosoft Cloud for Sustainability発表

D365コミュニティ

先日、Microsoftは新しいアプリ「Microsoft Cloud for Sustainability」を発表しました。

一言で言えば、Microsoftが炭素排出量を削減する取り組みを行いました。また、このアプリはDynamics 365をベースに作成した。営業、カスタマーサービスと似たような1つのアプリとして存在しています。

10月27日デビューしたばっかりのアプリなんですが、情報は少ない中で「新アプリのビジョン」と「プレビュー簡単紹介」の順に説明します。

アプリのビジョン

MSは以下の3点に注力しています。COP26の主要なパートナーとして、新しい炭素会計基準を奨励するために声を上げ、コミットメントを達成するためにこれらを実行します。

 1、炭素を測定できなければ、炭素を管理することはできません。同じ言葉を使い、一貫した正確な方法で炭素の排出と除去を測定しなければなりません。つまり、カーボンアカウンティングに標準的なアプローチを採用しなければなりません。
 2、すべての企業は新しい炭素会計基準を採用し、それを使って炭素排出量を記録・報告する必要があります。
 3、自動化されていないものを大規模に測定することはできません。排出源をつなぎ、正確で安価な新世代の炭素報告を可能にするツールを作り、新しいエコシステムを構築するためには、新しいデジタル技術が必要です。

その3点について、MSの主張は以下の通りです。

私たちは同じカーボン言語を話す必要がある:私たちの多くは、炭素問題とその解決策を同じ言葉で表現していますが、これらの言葉は現在、異なる意味を持っています。世界中のすべての人が同じ炭素用語を使い始める必要があります。

正確で標準化された炭素会計が必要:総売上高が11.4兆円を超える1,500社以上の企業が、ネット・ゼロ・コミットメントを発表しています。これは良いニュースです。しかし、企業がこれらの目標を達成し、説明責任を果たすためには、世界共通の炭素測定・会計基準を改善する必要があります。そのためには、世界が財務管理に求めているのと同じような厳格さを、炭素会計にも求めていく必要があります。

Microsoft Cloud for Sustainabilityは、カーボンアカウンティングを自動化する新しいデジタルツールを提供する:お客様は、データの管理がサステナビリティ活動における最大の問題点の一つであると日々話しています。バリューチェーンのあらゆる分野からデータが溢れていますが、残念ながら、その多くは質が低く、サイロ化されており、共有することが困難です。たとえ最善を尽くしても、分析と行動のために適切に取り込むことができなければ、二酸化炭素排出量のデータは意味をなさないという現実的なリスクがあります。

新しいカーボンテクノロジーのエコシステムを構築する必要がある:カーボン・アカウンティングの状況は、極めて未成熟です。現在の組織は、支出記録を評価し、それに関連する平均的な排出量を見積もる表を調べなければなりません。

単なる新製品ではなく、新しく幅広いソリューションを提供する:技術開発に加えて、世界が直面する炭素問題のあらゆる側面を解決するための幅広い取り組みを行っています。新製品は非常に重要ですが、それだけでは十分ではありません。だからこそ、共通のカーボン言語を育み、効果的なカーボンアカウンティングを開発し、お客様のカーボン排出量削減を支援し、これらすべてをサポートするために必要な幅広いテクノロジーエコシステムを構築するために、全力を尽くします。

プレビュー紹介

現在、Cloud for Sustainabilityのホームページは既に出来ました。リンク先はこちら:Microsoft Cloud for Sustainability | Microsoft

ソリューション概要、アプローチなどのコンテンツが多く掲載されています。

ただ、料金プランは未だに不明のようです。

また、試用版環境も用意されています。試用版環境のサインアップはこちら:Preview | Microsoft Cloud for Sustainability

Dynamics 365の他アプリと同じ手順でセットアップすればOKです。

実際の画面は以下の通り、典型的なD365 CEの画面ですね。左側ナビゲーションの項目は新しく見えています。D365の営業ハブには存在していない項目です。

今見えているのはあくまでもプレビューの画面ですが、「カーボン・アカウンティング」に対する考え方や項目定義などを示しています。

上のアプリ名をクリックすると、所属するアプリ群が見えます。分かったのは、「Cloud for Sustainability」の位置付けはD365 CRMの1つアプリです。

プレビュー版の原因かもしれませんが、詳細設定の画面では、表示項目が少ないようです。

専用のソリューションも少ないですね。

いずれにしても、デビューしてからまだ1週間経っていない状況なので、これまで深く掘り下げて、頂いた情報は十分足りていると感じています。これまでの動向も非常に楽しみにしていますね。

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