今までMicrosoft Ignite Cloud Skills Challengeについて、いくつかの記事を書いていた。
Cloud Skills Challengeは、Microsoft社定期開催のイベントと理解して頂いても構いません。ただ、参加してチャレンジ完了後、何がもらうのかはイベント内容次第です。
イベントのパターンは下記にまとめてみた。
| イベント名 | Cloud Skills Challenge | Cloud Skills Challenge | Cloud Skills Challenge | Cloud Skills Challenge |
| 開催時期 | 3月 | 6月 | 10月 | 定期開催 |
| 内容 | 年度イベント | 開発者向けイベント | 年度イベント | / |
| 特典 | 認定資格無料特典1枚 | 専門家と直接話す機会 | 認定資格無料特典1枚 | 認定資格半額特典 |
| 制限 | 無料上限1枚 | 抽選制 | 無料上限1枚 | 半額特典上限1枚/半年 |
| オトク | 23,000円 | / | 23,000円 | 11,500円 |
3月開催のイベント紹介記事はこちら：Microsoft Ignite Cloud Skills Challenge—無料で認定資格を取得する方法 | shenghao365 (shenghaohuang.com)
6月開催のイベント紹介記事はこちら：Microsoft Build 2021 Cloud Skills Challenge クラウドスキルチャレンジ | shenghao365 (shenghaohuang.com)
今回は、定期開催であるCloud Skills Challengeを紹介し、半額で認定資格を取得する方法を説明します。
概要
今回の対象となるMicrosoft Ignite Cloudスキルチャレンジは、無料で資格を取得できる期間限定のチャレンジです。
「30 日間で習得」と書かれたように、チャレンジ時間は30日以内に制限されている。
「30 日間で習得」のビジョン：ご自身の専門分野でのスキル向上をどのように計画しておられますか? 30 日以内にチャレンジを完了して、特定分野の専門家に向けて 1 歩前進しましょう。
30 日以内にチャレンジを完了すると、Microsoft 認定試験の費用が 50% 割引になります。
対象の認定資格/試験
履修可能な教育課程に適合する対象の試験は以下のとおりです。
Azure系の資格が圧倒的に多いですね。
中には、Azure AI Fundamentals は 無料で取得する方法 がありますので、チャレンジにおすすめしませんが、その他は取得する価値が十分あると言えます。
| 認定資格 | 関連の認定試験 | 説明 |
| Azure AI Fundamentals | Exam AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals | コンピューター ビジョン、自然言語処理、会話 AI などを含む、機械学習と AI の概念に関するしっかりした基礎を身につけることができます。この教育課程は、技術的な経歴を持つ参加者と持たない参加者の両方を対象にして設計されています。 |
| Azure IoT Developer | Exam AZ-220: Microsoft Azure IoT Developer | IoT ソリューションのクラウドおよびエッジ コンポーネントを実装して管理します。デバイスを接続し、ワークロードをエッジに移動する方法や、エンタープライズ レベルの、セキュリティで保護されたスケーラブルな IoT ソリューションを Azure 上に構築することによりパフォーマンスを向上させ、コストを削減し、動作を最適化する方法について学習します。 |
| Azure Data Scientist | Exam DP-100: Designing and Implementing a Data Science Solution on Azure | Azure 上でデータ サイエンス ソリューションを設計して実装します。機械学習モデル、ノーコードの予測モデル、ML ソリューションを構築し、クラウドでデータ サイエンス ワークロードを実行する方法を学習します。 |
| Azure Developer | Exam AZ-204: Developing Solutions for Microsoft Azure | クラウド開発のすべてのフェーズに参加して、エンド ツー エンドのソリューションを作成します。Azure 上でコンピューティング、ストレージ、管理、セキュリティ サービスを使用してクラウド アプリケーションを設計、ビルド、テスト、維持します。 |
| Microsoft 365 Developer | Exam MS-600: Building Applications and Solutions with Microsoft 365 Core Services | Microsoft 365、Microsoft Teams、Microsoft Identity、Microsoft Graph を使用してアプリやソリューションを設計、ビルド、テスト、管理します。ソリューションをカスタマイズして生産性を高め、コラボレーションを促進します。 |
| Power Platform App Maker | Exam PL-100: Microsoft Power Platform App Maker | ロー コードと構成を使用して、アプリ、AI、レポートを含むソリューションを構築します。Microsoft Power Platform を使用してタスクとプロセスを簡略化、自動化、変換します。 |
| Azure Solutions Architect (2 exams) | Exam AZ-303: Microsoft Azure Architect Technologies Exam AZ-304: Microsoft Azure Architect Design | Azure インフラストラクチャを使用してアプリケーションを改善する方法と、Azure ソリューション アーキテクトになる方法について知ることができます。利害関係者にアドバイスを与え、ビジネス要件をクラウド ソリューションに変換します。 |
| DevOps Engineer | Exam AZ-400: Designing and Implementing Microsoft DevOps Solutions | DevOps のプロセスとプラクティスを設計して実装します。ログ、テレメトリ、監視を使用してインストルメンテーション戦略を開発します。GitHub を使用してソース管理を行うことで、コラボレーションを促進し、ビルド & デプロイ プロセスを自動化します。 |
| Azure Synapse Analytics | Exam DP-203: Data Engineering on Microsoft Azure | Azure Synapse Analytics を使って、お客様のデータ分析スキルを次のレベルに高めましょう。さまざまな構造化および未構造のデータ システムからのデータを、分析ソリューションをビルドするのに最適なように統合、変換および連結する方法を説明します。 |
半額で取得する方法
Cloud Skills Challenge系なので、いつも通りにサインアップして、所定時間内にチャレンジ完成できたら割引バウチャーがメールに届くとのことです。
おさらいですが、まずMicrosoftの公式ページに参照してください。
Microsoft | 30 Days to Learn It ⇒チャレンジのホームページ
Microsoft | 30 Days to Learn It – Official Rules ⇒ルール説明のページ
1、チャレンジしたい認定資格を選んでください。[始めましょう]を選択します。Azure Solutions Architectの認定資格を例とします。
2、「今すぐ開始」を選択します。
3、Microsoftのアカウントをログインし、サインアップしたら、チャレンジ詳細が表示されます。
4、チャレンジを完了するには、チャレンジの終了日の前 (チャレンジへのサインアップから 30 日以内) に、指定された Learn コンテンツのコレクションを終了する必要があります。
5、[あなたの順位] セクションで、100% (例: 8/8 や 5/5 や 12/12) に相当する分数が表示されたら、チャレンジを完了するのが確認できます。
注意点、補足
・半額特典は随時に頂けるのではなく、半年に1回と決められています。
⇒ 1人あたり6か月に1つのバウチャーに制限されています。
・認定試験の 50% 割引は、コレクションの完了日から、メールでバウチャー コードを受け取った時に記載されていた有効期限日まで使用可能です。その期間内に対象の試験をスケジュールして受験しない場合、この特典は使用できなくなります。
・割引された認定試験に関する詳細と使用手順については、コレクションの完了が確認された時にご連絡いたします。
・1 つのチャレンジ内のすべてのモジュールを完了してから 3 日以内に、割引用の認定資格試験コードがメールで配信されます。
後書き
Cloud Skills Challengeを活用した上で、割安でMicrosoftの認定資格を取得することが可能です。
また、Cloud Skills Challengeで対象となる資格は、中難易度および高難易度の資格であり、しっかり時間を確保した上でチャレンジしたほうが無難だと思います。
低難易度であるFundemental系の資格は、Virtual Training Dayを参加して無料で取得する方法も紹介しています。記事はこちらです：Microsoft Virtual Training Day 無料で認定資格を取得する方法 | shenghao365 (shenghaohuang.com)
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