今回はMicrosoft Cloudソリューションセンターを紹介します。
本題に入る前に、Microsoft Cloudの背景について少しだけ触れてみたいと思います。Microsoft Cloudは、2020年頃に出来た、インダストリー向けのソリューションプラットフォームとなります。
公式サイトはこちら:Microsoft Cloud – 信頼されるクラウド プラットフォーム
「Dynamics 365 Sales」のような製品ではなく、Dynamics 365、Power AppsといったMSエコシステム製品をカスタマイズし、特定の業界に特化して作られたソリューションと私が理解しています。
Microsoft Cloud Solution Centerにアクセス
Microsoft Cloud Solution CenterのURLはこちら:https://solutions.microsoft.com
公式サイトにも載せず、少し見つかりにくいサイトでした。
Microsoft 365アカウントでのログインが可能です。個人のoutlookアカウントは不可です。
ログインしたら、下記のホームページが表示されます。
現在は、MS Cloudにて5つのソリューションが用意されます。正直に思ったより多いのイメージでした。例えばMS Cloud for Nonprofitはまったく聞いたことありませんでした。
・Microsoft Cloud for Financial Services
・Microsoft Cloud for Healthcare
・Microsoft Cloud for Nonprofit
・Microsoft Cloud for Retail
・Microsoft Cloud for Sustainability
ナビゲーションは非常にシンプルであり、「Healthcare」ソリューションを選択すると、右側に該当するソリューションが一覧表示されます。
Microsoft Cloud Solution Center使ってみる
「Microsoft Cloud for Sustainability」を例として、MS Cloud Solution Centerを試しに使ってみます。
ソリューションを展開する前に、Sustainabilityのライセンスを用意する必要があります。正式版は必ずしも必要ではなく、試用版で充分です。
Microsoft 365管理センター ⇒ サービス購入する画面に遷移します。
検索欄に「Sustainability」で検索すると、試用版が出てきました。
「詳細」をクリックし、無料試用の開始を行います。ちゃんと小計金額0で書かれたので、心配なしに、トライアル開始の手続きに進めていきましょう。
手続きが完了でしたら、Microsoft 365管理センター ⇒ お使いの製品にて確認可能です。
そして、MS Cloud Solution Center画面に戻ります。https://solutions.microsoft.com
すべてを選択し、すべての対象を追加します。そして、展開します。
展開が出来たら、Power Platform管理センターにも確認可能です。
最後に
MS Cloud for Sustainabilityが2021年デビューした時、概要説明および試用版登録手順を説明しました。下記に参考して頂ければ幸いです。
dynamics 365: 新アプリMicrosoft Cloud for Sustainability発表 | shenghao365 (shenghaohuang.com)
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